プロ初のナショナルオープン 中島啓太「“卒業生”として恩返しできれば」
◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前(19日)◇三甲GCジャパンコース(兵庫)◇7178yd(パー70)
22歳にして早くも6度目となる「日本オープン」だが、今年は明確な違いがひとつある。アマチュアを示す「@」マークがなくなったこと。プロとして大会初出場する中島啓太は「試合に対してはプロもアマも(転向前後も変わらず)勝ちたいと思ってやっているんですけど、ナショナルオープンは特別な大会。(主催する)日本ゴルフ協会にはお世話になっていて、ナショナルチームの“卒業生”としてもプロとして恩返しができればと思っています」と話す。
🔴生中継▶️ https://play2tv.live/nhk-golf/
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フィールドにはこの日の練習ラウンドを一緒に回った同学年の蝉川泰果(東北福祉大)やナショナルチームの後輩たちも顔をそろえる。「負けたくない気持ちもそうですけど、“後輩に何かを残さなきゃいけない”という縦のつながりがある。僕も先輩から学んだことをつなげていけるようにしたい」。いつも以上に背筋が伸びるような気持ちになる。
特に10番から13番(パー3)のインコース4ホールは「パーで切り抜けられれば4連続バーディのような気分」と話すほどのハードセッティング。「パーを死守する気持ちでやっていく。ショットがまだ良くないけど、試合でやっていくうちに修正して、優勝目指して頑張りたい」と力を込めた。前週日本で開催されたPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」でも状態への不安を口にしながら、久常涼とともに日本勢最上位12位でフィニッシュしたばかりだ。(兵庫県三木市/亀山泰宏)
国内メジャー、日本オープンゴルフ選手権競技は20日、兵庫県の三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(7,178ヤード・パー70)で開幕する。
昨年大会はショーン・ノリス(南ア)が優勝。5打差単独首位から出た最終日を「70」でまとめ、大会最少スコアの通算19アンダーで優勝した。連覇を狙う今年は大会2勝の稲森佑貴、金谷拓実と予選ラウンドを回る。
また、前週のZOZOチャンピオンシップで日本勢最上位の12位タイに入った中島啓太と久常涼のほか、比嘉一貴、桂川有人、大槻智春、大西魁斗、河本力、岩田寛、今平周吾、岩崎亜久竜、星野陸也、堀川未来夢、小平智、石川遼、アマチュアの蝉川泰果らが出場予定。マスターズを含む米ツアー通算14勝のアダム・スコット(豪)は中島、比嘉と同組となっている。
2022年(第87回)日本オープンゴルフ選手権は
兵庫県三木市の三甲ゴルフ倶楽部倶楽部 ジャパンコースを舞台に開催されます!
ナショナルオープンの栄冠を賭け、国内外の注目選手が躍動します。
いよいよ、開幕。
開幕前日の練習日の模様を、注目選手のインタビューと共にお届けします。
熱戦の模様は4日間、NHK生中継で放送予定となります。
ぜひ、ご注目ください!
男子ゴルフ国内最高峰の熱戦!
第87回 日本オープンゴルフ選手権
三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースにて開催!
2020年9月24日(木)に開催された公益財団法人日本ゴルフ協会 2020年度 第3回 臨時理事会にて、「2022年度(第87回)日本オープンゴルフ選手権」の三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコースでの開催決定が発表されました。
当倶楽部では過去にJLPGAツアー競技やJGTOツアー競技の他、2011年には日本プロゴルフシニア選手権(優勝:金 鍾徳)が開催されるなど、国内プロゴルフツアー競技でも数々の熱戦が繰り広げられてきましたが、JGA主催本選競技が開催されるのは今回が初めてとなります。
選手・関係者、そして多くのギャラリーの皆さまをお迎えして、三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコースが2022年の日本ゴルフ激動の舞台となる瞬間に是非ご期待下さい。日本オープンゴルフ選手権 初日◇20日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県)◇7178ヤード・パー70>
日本一のゴルファーを決めるナショナルオープン「日本オープン」が開幕。第1組が午前7時05分にティオフし、選手らが続々とコースに飛び出している。
午前7時35分には10番ホールから、国内男子ツアー「パナソニックオープン」で史上6人目のアマチュア優勝を遂げた蝉川泰果(東北福祉大4年)、今季2勝のルーキー・河本力、賞金ランキング2位につける桂川有人の3人がスタート。いすれもパーで滑り出している。
蝉川はパナソニックオープン以来となるプロトーナメント出場。世界アマNo.1という実力を誇る注目アマが、所属するJGAナショナルチームの一員として“日の丸”ユニフォームに身を包み、ツアー2勝目を目指す。
現在の首位は、1アンダーにスコアを伸ばしている今平周吾、香妻陣一朗、勝亦悠斗、山内拓也。
「日本アマ」を制した岡田晃平(東北福祉大3年)は石川遼、大西魁斗とともに午前11時25分に1番からティオフ。その2組後ろには今大会3年ぶり6度目の出場となるアダム・スコット(オーストラリア)が控えている。連覇をねらうショーン・ノリス(南アフリカ)、大会3勝目に挑む稲森佑貴は午前12時05分にスタート予定。
(撮影:上山敬太)<ゴルフ情報ALBA.Net>